レインボーラスティ（1998年生、母レインボーシドニー）

レインボーラスティ（1998年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラストタイクーン（当時15歳）と交配したレインボーシドニーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、地方33戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1ハ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場されたが主取りとなった。

函館喜弘厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

7月31日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

8月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に終わった。

10月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

3歳（2001年）

2月4日、中6週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の’01ベストサドル特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた10戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月27日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月7日、中3週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（11戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた18戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサクラカチドキに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、初福特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（13戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月1日、中7週で迎えた20戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（14戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2六ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（15戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた22戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C2五イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の陽だまり特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は石井勝男騎手（16戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（17戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、一般C2六ア（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月1日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2七イ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（18戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月23日、中4週で迎えた28戦目は、一般C3一（大井ダート1590m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（19戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3二ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、抜け出したカワイイエクボを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月24日、中3週で迎えた30戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミコンコルドから3/4馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のアクロバットをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

10月20日、中1週で迎えた32戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。