サカイヤタロー（1992年生、母ラブリーポエム）

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

12月3日、デビュー戦はJ.ベイリー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた2戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

3歳（1995年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。

6月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、タニノタバスコにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で武豊騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた9戦目は、L.クロップ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でL.クロップ騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた13戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

4歳（1996年）

7月20日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた16戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた19戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の魚沼特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた20戦目は、シイの木賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンビーコンから1馬身差の2着となった。

11月24日、中4週で迎えた21戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5歳（1997年）

2月5日、中9週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田浩一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。