リトルリスキー（2009年生、母L’Affaire Monique）

リトルリスキー（2009年4月20日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「危なげない。母母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のAuthorized（当時5歳）と交配したL'Affaire Moniqueが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の安藤勝己引退記念(一般C19)。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

6月3日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

8月26日、中9週で迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず12着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

12月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったアップルアヤに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエクスレジェーラに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月13日、中2週で迎えた8戦目は、安藤勝己引退記念（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマテンジンに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月25日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、ゆうじ・みずえ結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井友彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井友彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボクノテンシに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井友彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミスウィスコンシンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中2週で迎えた13戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワフェミニンに8馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月28日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月7日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の三方ヶ原特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。