エメラルドツー（1997年生、母キタノエメラルド）

エメラルドツー（1997年6月16日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時15歳）と交配したキタノエメラルドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池添安雄。戦績は、地方37戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

那俄性裕厩舎（福山）へ入厩。

2歳（1999年）

7月12日、デビュー戦は藤本三郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（福山ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月2日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた2戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサンヨウレットに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月19日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナミユリノに1馬身の差をつけて2勝目を収める

3歳（2000年）

1月17日、中4週で迎えた8戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月9日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。

8月17日、中5週で迎えた11戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

9月30日、中5週で迎えた12戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザダンデーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月11日、中4週で迎えた15戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた17戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンダックに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

2月3日、中2週で迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラガンバから3馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は吉延忠義騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のウイントウザイに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月18日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉延忠義騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリョージョーキングからクビ差の2着となった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、端午賞（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は吉延忠義騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた23戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉延忠義騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャプテンレディーをクビ差制して6勝目をつかんだ。

6月11日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉延忠義騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉延忠義騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉延忠義騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉延忠義騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月16日、中0週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉延忠義騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月7日、中6週で迎えた29戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた31戦目は、さそり座特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた32戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2002年）

4月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた34戦目は、おめでとうまゆみ記念（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた35戦目は、チトセヤ薬舗杯（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた36戦目は、佐藤涼騎手を鞍上に迎えて、笑福亭賞（上山ダート1700m 小雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた37戦目は、山口瞳追悼記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤涼騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。