コスモス（2014年生、母カーラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中神牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって540万円で落札された。

2歳（2016年）

11月4日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は445kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のランニングクラウドに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月2日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビエンコビアンコに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月25日、中2週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

3歳（2017年）

3月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

11月8日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた5戦目は、「かわさきパンマルシェ」開催記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のコンパッシオーネに1馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

12月14日、中4週で迎えた6戦目は、「梅の宴」平成30年2月3日スタート記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4歳（2018年）

1月14日、中3週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた8戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3月18日、中6週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の山陽特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の仲春特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月23日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

7月22日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた13戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

8月11日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、最後はトモジャクアルトと並んで3着同着となった。

6歳（2020年）

6月25日、約23か月の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

2020年8月21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。