キタサンキャラバン（2003年生、母キタサンハート）

キタサンキャラバン（2003年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋隊商」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームウェル（当時8歳）と交配したキタサンハートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グッドラック・ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2四アイ。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月5日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた3戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（2007年）

1月12日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月9日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

3月7日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したアルファルドベキアを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月5日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったデポジットアゲンをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したタケデンエスパーダに半馬身届かず2着となった。

7月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十11（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。

7月27日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

9月21日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた15戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

9月28日、連闘で迎えた16戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

10月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のグレートラニングに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5歳（2008年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

5月9日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3一二（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ネオスレイプニルに交わされて3馬身差の2着となった。

10月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（9戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。