エドノコウタロー（2007年生、母デュークオジョー）

エドノコウタロー（2007年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチブライアン（当時15歳）と交配したデュークオジョーが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森俊雄。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦11勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の四万十屋形船特別(一般C2-1)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、佐藤信広から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、斉藤宣勝によって472.5万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月8日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた3戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローブドゥレーヌに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワールドヘリテージに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のワールドヘリテージをハナ差振り切って圧倒的人気に応えた。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、石島細谷結婚記念特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のレアミルフィーユに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月31日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、土佐藩主山内一豊特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月17日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のギャンブルレーサーに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

5月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

5歳（2012年）

1月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

5月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた12戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（6戦5勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホクラニに約15馬身の大差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月1日、中1週で迎えた13戦目は、チャージ休暇特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（7戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のミスハーリーを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

7月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（8戦7勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヒシハイグレードに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、オイテニホカケテ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（9戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハルカノタカに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、室戸海洋深層水特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（10戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、チョップチョップにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月1日、中1週で迎えた17戦目は、四万十屋形船特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（11戦9勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスルーザグリーンに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（12戦10勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイシスドリームに約11馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

6歳（2013年）

1月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、冬でもナイター特別（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（13戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた20戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（14戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。