シゲルチアフル（2002年生、母ホロトノバラ）

シゲルチアフル（2002年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋活発な」。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時25歳）と交配したホロトノバラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷博徳。戦績は、中央平地6戦0勝、地方15戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C9。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

11月28日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着を確保した。

12月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

3歳（2005年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた7戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルアラムシャから2馬身半差の2着となった。

12月30日、連闘で迎えた11戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンコンドルに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルフェローから1馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダートワイから8馬身差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、中8週で迎えた19戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のモカシンに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラギンリュウに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

7月4日、中3週で迎えた21戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。