ストロベリーフィル（2002年生、母ヤマキシヤンテイ）

ストロベリーフィル（2002年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時12歳）と交配したヤマキシヤンテイが20歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、地方20戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年のガーネット賞。

経歴

デビュー前

及川良春厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2004年）

8月15日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は463kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2005年）

4月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メロディーターンに3/4馬身交わされて2着となった。

6月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（9戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた13戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（水沢ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 雨/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（10戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノーブルエリアに交わされて3馬身差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（11戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた16戦目は、3歳（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（12戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャインエヴァーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（13戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウショウドラマに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、十和田湖特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（14戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

11月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3以下（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

12月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。