ミオラシオン（2001年生、母サーストンフラッグ）

ミオラシオン（2001年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「私の祈り（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したサーストンフラッグが12歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地20戦1勝、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、宮内牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小林良行によって1,837.5万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月29日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のビッグトワイニングをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2004年）

1月12日、中3週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

3月7日、中7週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

5月9日、中2週で迎えた8戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず18着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

12月19日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4歳（2005年）

1月29日、中5週で迎えた11戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月19日、中6週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

4月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

8月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（7戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月29日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（9戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（10戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

5歳（2006年）

1月5日、中4週で迎えた18戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた19戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

6月4日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（11戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月12日、中8週で迎えた22戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、蔵重よっさんご苦労様杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。