ダブルフェース（1998年生、母ミスコフアイン）

ダブルフェース（1998年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダミスター（当時16歳）と交配したミスコフアインが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）王蔵牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦3勝。2001年の園田金盃(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、王蔵牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、永村侑によって346.5万円で落札された。

橋本忠男厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2000年）

10月5日、デビュー戦は平松徳彦騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリアスローズに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの京都3歳ステークス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月23日、中0週で迎えた6戦目は、2歳G3のラジオたんぱ杯3歳ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（2001年）

1月27日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、3歳500万下のくすのき賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

2月22日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のチューリップ（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（9戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月15日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下の日田特別（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

8月4日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた16戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマキシムオリーブに1馬身3/4の差をつけて2勝目をマークした。

9月13日、中1週で迎えた18戦目は、日本盛カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンプリンスに約12馬身の大差をつけて3勝目をつかんだ。

10月10日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた21戦目は、黒田庄ビーフ特別（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（15戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月13日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた23戦目は、近江牛特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（16戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

5月15日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、スプリングカップ（園田ダート1700m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた27戦目は、京都ミルク特別（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月25日、中5週で迎えた30戦目は、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

5歳（2003年）

1月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、上川将幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた32戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、南淡水仙特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた34戦目は、ビー&ハニー賞（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上A2（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上A3（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた37戦目は、かんなべ湯の森「ゆとろぎ」杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川進也騎手（6戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた39戦目は、南光ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西川進也騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた40戦目は、山崎さつき特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西川進也騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた41戦目は、時のふるさと明石特別（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で西川進也騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた42戦目は、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で西川進也騎手（10戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。