スパークホーク（1997年生、母All My Memories）
Spark Hawk
1997.05.29
スパークホーク（1997年5月29日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSilver Hawk（当時18歳）と交配したAll My Memoriesが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地21戦5勝2着3回。2002年のアメリカジョッキークラブカップ(G2)で2着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 21戦5勝 [5-3-2-11/21]
- 総賞金国内
- 1億1,608万円
- 生年月日
- 1997年5月29日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 河野通文美浦
- 馬主
- ジョイ・レースホース（株）
- 生産者
- Pam Gartin & John Phillips
- 一口馬主募集クラブ
- サラブレッドクラブライオン
- 一口馬主募集価格
- 5,800万円29万円×200口
- 抹消情報
- 中央：2005年4月29日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- 3馬身半
ベストレース
- レース名
- アメリカジョッキークラブカップ
- 日付/馬齢
- 2002年1月20日/5歳
- コース
- 東京芝2200m左
- 指数
- 着順
- 2着
- オッズ/人気
- 6.1倍/4番人気
- 馬番/頭数
- 3番/12頭
- 天候
- 晴8.7℃
- 馬場状態/馬場速度
- 良/稍遅
- レースラップ
- 平均=12.1/ラスト=12.1
- レースペース
- スロー
- 通過順位
- 5-4-6-7
- 馬体重増減
- 472kg+2
- 出走間隔
- 中4週
- 騎手斤量
- 後藤浩輝57.0kg
血統
概要
母のAll My Memoriesは海外7戦1勝。祖母のJava Moonは海外重賞1勝（米国ダ）。曾祖母のGolden Trailは海外11戦2勝。父のSilver Hawkは海外重賞1勝（英国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*6×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Pharos | 5*7*7*7*7×7*7 | 7.81% |
| 牡 | Phalaris | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Hyperion | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Biribi | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Tourbillon | 6×6 | 3.12% |
| 牡S | Nearco | 4*6*6 | 9.37% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Sardanapale | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Rabelais | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Polynesian | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Sickle | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Discovery | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Lavendula | 6×6 | 3.12% |
| 牝 | Plucky Liege | 7*7*7×7 | 3.12% |
| 牝 | Mumtaz Mahal | 7×7 | 1.56% |
| 牝 | Selene | 7×7*7 | 2.34% |
| 牝S | Mumtaz Begum | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ロベルト系
- ファミリーナンバー
- 4-r
レース成績
経歴
デビュー前
サラブレッドクラブライオンにて総額5,800万円（29万×200口）で一口馬主が募集された。
河野通文厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2000年）
2月26日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリベレーションを半馬身振り切って初勝利を挙げた。
4月2日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカイシュウキングに3馬身半の差をつけて優勝
6月4日、中8週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の白百合ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく13着に敗れた。
7月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳G3のラジオたんぱ賞（東京芝1800m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（3戦2勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。
12月17日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上900万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。
4歳（2001年）
1月14日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の初茜賞（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（5戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したインタープロスパーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。
2月11日、中3週で迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の立春賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルシアターに2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。
3月3日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のサンシャインステークス（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
4月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月12日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の支笏湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。
8月26日、中1週で迎えた12戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の阿寒湖特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。
9月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
11月10日、中6週で迎えた14戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の晩秋特別（東京芝2400m 雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったチカラダユウキに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。
12月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の美浦特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のニシノアラウンドに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。
12月16日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の冬至ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフサイチドラゴンを3/4馬身振り切って5勝目を手にした。
5歳（2002年）
1月20日、中4週で迎えた17戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたフサイチランハート決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
7歳（2004年）
1月25日、約24か月半の休み明けで迎えた18戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
2月29日、中4週で迎えた19戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（7戦2勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
8歳（2005年）
3月26日、約13か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。
4月24日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのメトロポリタンステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。