ダブルハッピー（2011年生、母アプリシエイト）

ダブルハッピー（2011年5月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時17歳）と交配したアプリシエイトが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タガミファーム。戦績は、地方7戦3勝2着2回。2013年のウィナーズチャレンジ5に勝利した他、2013年のフローラルカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タガミファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、タガミファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ホース・クラブ・ストレッチによって105万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

6月4日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のローメーカーに約13馬身の大差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月4日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレッドキャヴィアに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月6日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったニシケンモノノフに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ5（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のヤマノミラクルを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

9月17日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったノットオーソリティを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦3勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。