ヤマシゲオー（1987年生、母トシシゲレインボー）

ヤマシゲオー（1987年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時15歳）と交配したトシシゲレインボーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地3戦1勝、地方6戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年のもくれん賞(500万下)。

経歴

デビュー前

吉井良政厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1989年）

6月19日、デビュー戦は吉井敏雄騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は456kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノキヨートに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノキヨートに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月14日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井敏雄騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノキヨートに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井敏雄騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビゼンツカサから1馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井敏雄騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンロゼリアに2馬身の差をつけて4勝目をマークした。

11月3日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井敏雄騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1990年）

2月25日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのクロッカスステークス（中山芝1600m 外回り雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた8戦目は、4歳500万下のもくれん賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヤマショウプリンスを半馬身振り切って5勝目を獲得した。

5月6日、中5週で迎えた9戦目は、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に敗れた。