リトルユニコーン（2004年生、母フルールドロカイユ）

リトルユニコーン（2004年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時6歳）と交配したフルールドロカイユが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）山内農場。戦績は、地方33戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のサファイア特別(C1-1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山内牧場から「八戸10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

川田孝好厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2006年）

9月24日、デビュー戦は内田利雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は431kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

10月22日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた2戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイティアサティスを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエルエルボーイを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた5戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3歳（2007年）

1月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウキュウティアラを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイティノバを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャインミスティに6馬身の差をつけて2勝目を手にした。

2月25日、中2週で迎えた9戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の飛燕賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月14日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦のLet’sGo九州競馬特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の九年庵特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の柳川川下り特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の耶馬渓大観峰特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラックマンバに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブラックマンバを半馬身振り切ってファンの支持に応えた。

8月5日、中3週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、COMEHOME九州里帰ジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた17戦目は、サードニックス特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（12戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、セプテンバー特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、サファイア特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンスブルームに5馬身の差をつけて5勝目を手にした。

12月2日、中9週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦5勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプライムオヴライフを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦5勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦5勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦5勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦5勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦5勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のグリントインダンスを半馬身振り切って6勝目を手に入れた。

4月13日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦6勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウィンレターを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（23戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月15日、中6週で迎えた29戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦6勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（25戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノラブコールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、文月特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で倉富隆一郎騎手（26戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた32戦目は、葉月特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で倉富隆一郎騎手（27戦7勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月24日、中0週で迎えた33戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。