クインドマーニ（1988年生、母ボナリザクラ）

クインドマーニ（1988年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタイガートウザイ（当時8歳）と交配したボナリザクラが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

6月24日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は418kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したダイゴエフタルを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリキヨにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月4日、中3週で迎えた3戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のエイコーパシオンに4馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。