コガネワッスル（1991年生、母ウォータージョオー）

コガネワッスル（1991年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワツスル（当時11歳）と交配したウォータージョオーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）西田牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、地方25戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

11月13日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3歳（1994年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田原成貴騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のツキノヨサクをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月5日、中3週で迎えた6戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆきやなぎ賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下の沈丁花賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

10月29日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で菊地昇吾騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

4歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で菊地昇吾騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月26日、中2週で迎えた17戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

5月21日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシクレノンヒーラーからアタマ差の2着に甘んじた。

6月3日、中1週で迎えた19戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた20戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマジョルカギャルに1馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月28日、中3週で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた23戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた24戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパービジンをアタマ差制して3勝目をマークした。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドパロディーをクビ差制して4勝目をつかんだ。

10月16日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシルドールに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月2日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、霜月特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサムソンビューティをアタマ差制して6勝目を奪取した。

5歳（1996年）

1月1日、中2週で迎えた30戦目は、門松特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒサノクラウンから半馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石川浩文騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシクレノンヒーラーに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月22日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサムソンビューティから1馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた33戦目は、日刊スポ杯（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（12戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワカウイナーに2馬身半の差をつけて制した。

3月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムマイティからアタマ差の2着に甘んじた。

3月11日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた37戦目は、一般B（中津ダート1620m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（14戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた38戦目は、一般B（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（15戦6勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた39戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（16戦6勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた40戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスマイレブンから1馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた41戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、あじさい特別（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた42戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。