カルストンアポロ（1985年生、母アポロオーダー）
Calstone Apollo
1985.03.25
カルストンアポロ（1985年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のハイセイコー（当時15歳）と交配したアポロオーダーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は築紫 功一。戦績は、中央平地22戦1勝2着1回、地方34戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1987年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1987年）
9月19日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったテンダリーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
10月4日、中1週で迎えた2戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
10月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた6戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマトヒーローに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
12月19日、中1週で迎えた7戦目は、岩元市三騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のさざんか賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
3歳（1988年）
1月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下の若竹賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
1月23日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
2月20日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（阪神ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。
3月27日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は増井裕騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
4月9日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。
4月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳400万下（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定4歳400万下のあじさい賞（阪神芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
6月11日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた17戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。
7月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。
4歳（1989年）
4月23日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
5月6日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
5月21日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上400万下（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
9月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビバジャパンから1馬身差の2着に敗北した。
9月18日、中1週で迎えた24戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で圓田修騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月9日、中2週で迎えた25戦目は、C1ロ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で圓田修騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月16日、連闘で迎えた26戦目は、C1ロ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で圓田修騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月12日、中3週で迎えた27戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、東海ジョッキーカップ（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた28戦目は、迫田清美騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月6日、連闘で迎えた29戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は圓田修騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月22日、中1週で迎えた30戦目は、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は迫田清美騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1990年）
1月3日、中1週で迎えた31戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた32戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は迫田清美騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。
2月1日、中1週で迎えた33戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセンダンマハラジヤに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
2月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードレゾンから1馬身半差の2着となった。
3月16日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた35戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月27日、中1週で迎えた36戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた37戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月18日、連闘で迎えた38戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山内和明騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた39戦目は、B2ハ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山内和明騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミホロフブキをハナ差制して先頭ゴールを果たした。
5月6日、連闘で迎えた40戦目は、ふじの花特別（中京(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山内和明騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーゴールドから3/4馬身差の2着となった。
5月21日、中1週で迎えた41戦目は、あやめ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山内和明騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた42戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山内和明騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月20日、中1週で迎えた43戦目は、B1（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山内和明騎手（10戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月28日、連闘で迎えた44戦目は、B1 B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山内和明騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月3日、中4週で迎えた45戦目は、はまゆう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山内和明騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネノハルコをクビ差制して4勝目を掴み取った。
8月23日、中2週で迎えた46戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山内和明騎手（13戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山内和明騎手（14戦3勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月9日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた48戦目は、サフラン特別（中京(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山内和明騎手（15戦3勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月17日、連闘で迎えた49戦目は、セントポーリア特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山内和明騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月14日、中3週で迎えた50戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山内和明騎手（17戦3勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月30日、中1週で迎えた51戦目は、ピラカンサス特別（名古屋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で山内和明騎手（18戦3勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月26日、中3週で迎えた52戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイイチバンから3/4馬身差の2着となった。
6歳（1991年）
1月5日、中0週で迎えた53戦目は、迎春特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山内和明騎手（19戦3勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月22日、中1週で迎えた54戦目は、ヒヤシンス特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（20戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月4日、中1週で迎えた55戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた56戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。