マスタング（2014年生、母キャンディチャン）

マスタング（2014年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アメリカの戦闘機名」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時15歳）と交配したキャンディチャンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はムーンシェル・インベストメンツ。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月29日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた4戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた8戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタスクワートに9馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の水沢競馬場桜並木賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

8月8日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦の盛岡花火の祭典賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ミエノコマンダーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

9月24日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。