ヤマノエレガンス（2008年生、母ヤマノプロスパー）

ヤマノエレガンス（2008年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のチョウカイリョウガ（当時12歳）と交配したヤマノプロスパーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は北澤正則。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦1勝。主な勝ち鞍は2012年のシャルマンBC杯(一般C34)。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月21日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3歳（2011年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月8日、中5週で迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた7戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の花音カップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた9戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月4日、連闘で迎えた14戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の蒲郡政策形成研修成功祈願（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた15戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦のエレーヌメモリアル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の高橋彩香1歳記念親バカ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で花本正三騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた22戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C31（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月14日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた24戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた25戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた26戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた28戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、牝馬限定戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4歳（2012年）

1月1日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた30戦目は、（社）愛知県馬主協会名古屋支部賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた31戦目は、シャルマンBC杯（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサンキウニシキを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた33戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。