ランズスポート（1985年生、母ブルースパロー）

Lans Sport

1985.05.15

ランズスポート（1985年5月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランズダーン（当時5歳）と交配したブルースパローが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

二本柳俊夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

8月7日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したダイコーシルバーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったミヤマプリティにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた5戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のオオホデディオスに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

10月15日、中2週で迎えた6戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4歳（1989年）

4月29日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダイゴウェスタンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。