プラティーヌ（2010年生、母スイートレディ）

プラティーヌ（2010年2月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「プラチナ（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時21歳）と交配したスイートレディが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方30戦1勝。主な勝ち鞍は2012年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川農場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

10月6日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

11月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフィールザロマンスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

3歳（2013年）

3月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた6戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

11月9日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4歳（2014年）

1月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の佐賀弥生賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、むろらん3大グルメ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、豊富町「北海道牛乳の郷里」特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた16戦目は、はまなす特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、どさんこラジオ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた18戦目は、花菖蒲特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、フリオーソ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月10日、連闘で迎えた20戦目は、名水の郷きょうごく特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた21戦目は、オウケンブルースリ賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた22戦目は、うらかわ馬フェスタ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で沼沢英知騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた23戦目は、雪印メグミルクガセリ菌太郎特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で沼沢英知騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた24戦目は、優駿の里安平町畑の恵み特別（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沼沢英知騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた25戦目は、宮の沢白い恋人サッカー場特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で沼沢英知騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた26戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で沼沢英知騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた27戦目は、一般社団法人東京馬主協会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で沼沢英知騎手（13戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のギャンブルハンターを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

9月11日、中1週で迎えた28戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別2（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で沼沢英知騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた29戦目は、サイアーライン特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で沼沢英知騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた30戦目は、ハローガス特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で沼沢英知騎手（16戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた31戦目は、水引特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で沼沢英知騎手（17戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた32戦目は、山茶花特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で沼沢英知騎手（18戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた33戦目は、JBC盛岡開催記念特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で沼沢英知騎手（19戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた34戦目は、志特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で沼沢英知騎手（20戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

5歳（2015年）

4月22日、約5か月半の休み明けで迎えた35戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、豊富町「北海道牛乳の郷里」特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた36戦目は、映画「じんじん」の舞台剣淵特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた37戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、花菖蒲特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた38戦目は、JAびらとりニシパの恋人特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた39戦目は、泰山木特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた40戦目は、きのこの里フェスティバル特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた41戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、門別プロパンガス事業組合特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。