ペリフェリック（2007年生、母カーリービッド）

ペリフェリック（2007年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「パリ市内外周部の環状高速道路名より」。毛色は芦毛。種牡馬のオペラハウス（当時19歳）と交配したカーリービッドが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

8月7日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2011年）

6月23日、約9か月の休養明けで迎えた4戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルモントペガサスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中7週で迎えた5戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアツヒメイナリを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2012年）

3月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に敗れた。

4月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

6月13日、中7週で迎えた9戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアースに1馬身3/4の差をつけて3勝目を奪取した。

7月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のローオブネイチャーに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオンワードエーデルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したマイネルインゼルを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴィクトリーリードにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本和也騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエリモマッローネに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月17日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた17戦目は、さるすべり賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた18戦目は、りんどう賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

1月24日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したドラゴンエッグを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

4月4日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた26戦目は、あけび賞（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松浦政宏騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったギャロップタイムに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月17日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松浦政宏騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松浦政宏騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で松浦政宏騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドアヴァロンを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

11月7日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた34戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松浦政宏騎手（15戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で松浦政宏騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で松浦政宏騎手（17戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で松浦政宏騎手（18戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンシノコレクターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7歳（2014年）

1月14日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で松浦政宏騎手（19戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で松浦政宏騎手（20戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で松浦政宏騎手（21戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で松浦政宏騎手（22戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で松浦政宏騎手（23戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。