ホームアローン（1998年生、母ミスオール）

ホームアローン（1998年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時13歳）と交配したミスオールが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は藤井牧場。戦績は、地方16戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のホオジロ特別(アラ系3歳以上B1 B2)。

経歴

デビュー前

徳吉義己厩舎（佐賀）へ入厩。

4歳（2002年）

1月26日、デビュー戦は井手勇次騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバークラウンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手勇次騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井手勇次騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマッキーポリシーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井手勇次騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノスカレーに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月23日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で井手勇次騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリバークラウンを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

4月7日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で井手勇次騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバークラウンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で井手勇次騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のファイターエースを3/4馬身振り切って4勝目を掴み取った。

5月12日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で井手勇次騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のタイヘイラクロマンを半馬身振り切って5勝目を挙げた。

6月2日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で井手勇次騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したボールドフージンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で井手勇次騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサファリファイヤーに1馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で井手勇次騎手（10戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファイターエースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月29日、中2週で迎えた12戦目は、盛夏特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で井手勇次騎手（11戦7勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハイグレードボムをクビ差振り切って8勝目を獲得した。

8月25日、中3週で迎えた13戦目は、シロチドリ特設（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で井手勇次騎手（12戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るグレートホーエイを上がり0位の末脚で半馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

9月16日、中2週で迎えた14戦目は、ホオジロ特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で井手勇次騎手（13戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスズノウインディを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

11月2日、中6週で迎えた15戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、トキ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたリードサンダー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、イヌワシ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。