エスエムホダカ（1990年生、母サンキヨーホダカ）

エスエムホダカ（1990年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスーパーソロン（当時9歳）と交配したサンキヨーホダカが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）飯田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1992年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

6月20日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は398kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったカムバックトゥミーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のトリノマドンナに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（1993年）

9月7日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、宮本一美騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。