リラジョリフィーユ（2017年生、母スイートライラック）

Lilas Jolie Fille

2017.02.23

リラジョリフィーユ（2017年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ライラックとかわいい女の子（仏）。母名と父の美しい馬体から連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時7歳）と交配したスイートライラックが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤 敏明。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2020年の一般C29。

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤敏明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YGGDRASILLによって378万円で落札された。

YGGオーナーズクラブにて総額1,000万円（1万×1000口）で一口馬主が募集された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

7月27日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

3歳（2020年）

10月5日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から48kg戻して迎えた3戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた4戦目は、一般C29（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイシンマホロバに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月18日、中3週で迎えた5戦目は、渡り鳥賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。