エイシンマホロバ（2017年生、母エイシンフェアリー）

エイシンマホロバ（2017年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋素晴らしい場所（日本の古語）」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時13歳）と交配したエイシンフェアリーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田扶美子。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C2 17。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月7日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

11月9日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2020年）

2月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた4戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

8月5日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、2020JBCまであと90日（園田ダート1230m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C29（笠松ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったリラジョリフィーユに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた10戦目は、2020JBCまであと1日（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C31（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、フレペに3/4馬身交わされて2着となった。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

4歳（2021年）

1月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C29（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、令和3年度オープニングレース（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた17戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイドゥレーヴに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月13日、中1週で迎えた20戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ランジョウにクビ差交わされて2着となった。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

8月8日、中5週で迎えた22戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

8月28日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた24戦目は、秋天賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で飛田愛斗騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。