アズマターニア（1989年生、母バックツーイースト）

アズマターニア（1989年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時9歳）と交配したバックツーイーストが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

8月23日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた2戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロングガッツに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4歳（1993年）

7月4日、約8か月の休養明けで迎えた6戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた8戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月22日、中0週で迎えた9戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードオーワシに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1994年）

2月9日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニッシンハルカに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3 C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上尊紀騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードフォルスからアタマ差の2着に甘んじた。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上尊紀騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上尊紀騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーミングスターからクビ差の2着に甘んじた。

5月1日、中2週で迎えた22戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上尊紀騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月19日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーミングスターから2馬身半差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた25戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上尊紀騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた26戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上尊紀騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。