ダイゼンカオリ（1987年生、母ナンシンオーゴン）

ダイゼンカオリ（1987年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナンシンホープ（当時9歳）と交配したナンシンオーゴンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は重田利明。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月18日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3歳（1990年）

2月13日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオフサイドから4馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノハツピーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月25日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒゴノハナに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月27日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングアローから1馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で頼本盛行騎手（9戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で頼本盛行騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で頼本盛行騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月2日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で頼本盛行騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、藤本美芽騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本美芽騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（13戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラマスターをクビ差制して優勝

10月21日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤本美芽騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本美芽騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本美芽騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（16戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（17戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1991年）

1月14日、中1週で迎えた28戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた29戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月24日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（18戦3勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。