ヴィクラント（2020年生、母ロッキーダンサー）

Vikrant

2020.03.01

ヴィクラント（2020年3月1日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時15歳）と交配したロッキーダンサーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張中川牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

堀江仁厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

12月26日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったドリーミーブリーズにねじ伏せられて9馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦の134.5万円以下（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のマオノイリゼに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月14日、約8か月半の休養明けで迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた6戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、C2八 九 十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったフェゲフォイアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2024年）

1月23日、中3週で迎えた8戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったモリデンステルスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイプルリーフラグを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた11戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、ホール・イン・ワン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は岡村健司騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。