ロンギングケイシー（2011年生、母スカイクレイバー）

ロンギングケイシー（2011年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋イニシャル」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時10歳）と交配したスカイクレイバーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地19戦1勝、中央障害8戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、坂本浩一によって3,832.5万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月14日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3歳（2014年）

1月26日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

2月17日、中2週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/不良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

3月29日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

7月27日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のテイエムリキオーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月14日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4歳（2015年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月18日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた12戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の燧ヶ岳特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた13戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月9日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の燕特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（8戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

12月5日、中8週で迎えた19戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5歳（2016年）

1月16日、中5週で迎えた20戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月28日、中5週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

5月21日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大江原圭騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で大江原圭騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモリトブイコールに5馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

8月6日、中7週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大江原圭騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた27戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。14着に終わった。