クロスキー（2017年生、母リッチダンサー）

クロスキー（2017年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アイリッシュダンス特有のステップ。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時16歳）と交配したリッチダンサーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額6,000万円（15万×400口）で一口馬主が募集された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月17日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月28日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

3歳（2020年）

5月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 雨/不良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて18着に敗れた。

8月29日、中8週で迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

9月5日、連闘で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

2020年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月23日、中6週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアリエンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ロジーナにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた10戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2 C1（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4歳（2021年）

1月30日、中4週で迎えた12戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、初花月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、下萌賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた15戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

3月28日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月4日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた18戦目は、春風特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のマウンテンアリスをアタマ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

6月19日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた24戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月5日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5歳（2022年）

1月16日、中2週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、初空月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。