キョウワプリンセス（1993年生、母キョウワアイドル）

キョウワプリンセス（1993年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時17歳）と交配したキョウワアイドルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春信。戦績は、地方50戦11勝2着7回。主な勝ち鞍は1997年の報知新聞社賞。

経歴

デビュー前

清水正人厩舎（園田）へ入厩。

2歳（1995年）

11月23日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のネオウインストーンに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクリゴールドに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（1996年）

1月4日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノリュウモンに1馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

2月2日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワシュウテイオウに3/4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

2月23日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤジサミットからクビ差の2着に甘んじた。

3月28日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（5戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトメダリストをクビ差制して5勝目を奪取した。

4月24日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦ののじぎく賞（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったローゼンパールから半馬身差の2着に敗北した。

12月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1997年）

1月14日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったライスイチローからクビ差の2着に甘んじた。

2月5日、中2週で迎えた11戦目は、しらうめ（園田ダート1630m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、かしの木特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後はマルタカスピードと並んで2着同着となった。

4月18日、中2週で迎えた14戦目は、京都ぽーく特別（園田ダート1630m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（12戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（13戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のスペシャルドリームに4馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

5月29日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1630m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホウエイビゼンに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月25日、中3週で迎えた17戦目は、淡路ファームパーク特別（園田ダート1630m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で岩田康誠騎手（15戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイスーパーに1馬身半の差をつけて8勝目を手にした。

7月16日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岩田康誠騎手（16戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のテンリスカットに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月6日、中2週で迎えた19戦目は、サマークイーン賞（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岩田康誠騎手（17戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーエイスーパーに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月10日、中4週で迎えた20戦目は、報知新聞社賞（園田ダート1630m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岩田康誠騎手（18戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセツルビーをハナ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月2日、中2週で迎えた21戦目は、全日本アラブクインカップ（園田ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で岩田康誠騎手（19戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた22戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、南淡淡路人形特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた23戦目は、東条湖特別（姫路ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（20戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキセイコーからクビ差の2着に甘んじた。

12月24日、中3週で迎えた24戦目は、スプリンターズカップ（園田ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（21戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1998年）

2月4日、中5週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1630m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（22戦11勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた26戦目は、松本心平騎手を鞍上に迎えて、猪名川彫刻の道特別（園田ダート1630m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた27戦目は、松本良平騎手を鞍上に迎えて、雪彦山特別（姫路ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月13日、中0週で迎えた28戦目は、福崎サルビア特別（姫路ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（23戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月2日、約6か月の休養明けで迎えた29戦目は、大阪スポーツ賞（園田ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（24戦11勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松本心平騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた31戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の全日本アラブクイーンカップ（園田ダート1800m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は松本心平騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノパレードから2馬身半差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた33戦目は、高砂特別（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本心平騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた34戦目は、グリーンエコー笠形特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本心平騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた35戦目は、スプリンターズカップ（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本心平騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1999年）

1月4日、中1週で迎えた36戦目は、ラジオ大阪賞（園田ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松本良平騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月27日、中2週で迎えた37戦目は、デイリースポーツ社賞（姫路ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は松本心平騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（25戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた39戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、龍野赤とんぼ特別（姫路ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた40戦目は、かしの木特別（姫路ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は松本心平騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた41戦目は、西淡町慶野松原特別（園田ダート1870m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本心平騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた42戦目は、アマリリス（園田ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松本心平騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた43戦目は、スプリングカップ（園田ダート1870m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松本心平騎手（10戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた44戦目は、相生ペーロン祭特別（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で松本心平騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月28日、中0週で迎えた45戦目は、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1870m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で松本心平騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた46戦目は、スポーツニッポン新聞社賞（園田ダート1870m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で松本心平騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた47戦目は、鈴木優治騎手を鞍上に迎えて、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた48戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、サマーカップ（姫路ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースタイガーから約12馬身差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた49戦目は、牝馬限定戦のサマークイーン賞（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（26戦11勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた50戦目は、摂津盃（園田ダート1870m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は成清幸紀騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。