レインシュプリーム（2020年生、母グルーヴィクイーン）

レインシュプリーム（2020年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君臨する、独り勝ちする。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時8歳）と交配したグルーヴィクイーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2023年の一般C27。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

7月30日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は392kg。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

12月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から40kg戻して迎えた3戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート920m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアトミックナンバーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、連闘で迎えた4戦目は、巴川特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

5月15日、約4か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた7戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジンジャーパンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアップモンスターを別次元の末脚で半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

7月11日、中3週で迎えた9戦目は、名古屋モーニングフィーバー4（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で望月洵輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた10戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したステイマックウォーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったマンオブグリットに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中2週で迎えた13戦目は、紅葉月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフェアリーピコに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2-9（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた17戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5歳（2025年）

1月12日、中3週で迎えた19戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、都丸ちよさん来場記念（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。