ヤマミルーラ(2017年生、母メイショウジェーン)

Yamami Ruler

2017.02.03

ヤマミルーラ(2017年2月3日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ(当時10歳)と交配したメイショウジェーンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は富田牧場。主な勝ち鞍は2019年のアロエ賞( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山下幹夫によって486万円で落札された。

千葉津代士厩舎(北海道)へ入厩。

2歳(2019年)

6月26日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ門別ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は432kg。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の安平町「みずばしょう園」賞門別ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったヤマイチクラウンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳門別ダート1000m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手(2戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホトトギス賞金沢ダート1400m 晴/良)に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳金沢ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(1戦0勝)。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフランキーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(2戦1勝)。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手(3戦1勝)。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したエムティエーレを差し切れず、2馬身差の2着となった。

11月26日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアロエ賞金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手(4戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のチョウマイモンを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の師走も楽天競馬で楽しみま賞金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手(5戦2勝)。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月27日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳戦の金のなる木賞金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手(6戦2勝)。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったエムティエーレに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳(2020年)

3月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳A2金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた12戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳A2金沢ダート1500m 曇/稍重)に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手(1戦0勝)。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳A4金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は青柳正義騎手(7戦2勝)。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したダイナナフェアリーにアタマ差届かず2着となった。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、3歳A2金沢ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手(8戦2勝)。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳A3金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手(9戦2勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。