ダイナナフェアリー（2017年生、母ミラクルセイリング）
Dainana Fairy
2017.04.24
ダイナナフェアリー（2017年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「七番目の妖精」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時19歳）と交配したミラクルセイリングが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂戸 節子。主な勝ち鞍は2020年の3歳A2。
経歴
デビュー前
1歳のとき、坂戸牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
根本康広厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
10月20日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。
11月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。
3歳（2020年）
1月26日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で藤田菜七子騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
4月11日、中8週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた6戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳A4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のヤマミルーラをアタマ差振り切って初白星を挙げた。
5月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカズポルトチェルボに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。
6月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のオッズパーク杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の金沢芸妓特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。
7月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の加賀尼御前賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の楽天競馬杯ポイント貯まる特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田勇真騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。
8月23日、中3週で迎えた12戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の加賀友禅賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた13戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢兼六賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた14戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、翠ヶ池賞 特別編成（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた15戦目は、楽天競馬杯ポイント貯まる賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。
11月25日、中5週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、埼玉県肉用牛経営者協会長賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。
12月22日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
4歳（2021年）
1月6日、中1週で迎えた18戦目は、『深谷ねぎ』賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
2月3日、中3週で迎えた19戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、秩父シャキシャキしゃくし菜賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。
2月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
3月30日、中4週で迎えた21戦目は、幸手市観光協会会長賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。
6月2日、中2週で迎えた24戦目は、赤津和希騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた25戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた26戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
7月26日、中3週で迎えた27戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、涼月特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
8月26日、中3週で迎えた28戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（3）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったキョウエイミーレスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。
9月24日、中3週で迎えた29戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（4）（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。
10月22日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
10月29日、連闘で迎えた31戦目は、千葉県畜産フェア賞5（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
11月25日、中3週で迎えた32戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。
12月20日、中3週で迎えた33戦目は、シクラメン特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、坂戸牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
岡田一男厩舎（浦和）へ入厩。
5歳（2022年）
1月21日、中4週で迎えた34戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、寒桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
2月25日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた35戦目は、春の月特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
3月18日、中2週で迎えた36戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、染色月特別（浦和ダート2000m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。