ファミリーチャンス(2013年生、母ウィングベガ)
Family Chance
2013.04.17
ファミリーチャンス(2013年4月17日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「家族+好機」。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス(当時17歳)と交配したウィングベガが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)マークリ牧場。主な勝ち鞍は2018年のアカシア特別(一般C2一)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、マークリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
安池成実厩舎(川崎)へ入厩。
3歳(2016年)
8月24日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳(川崎ダート1400m 晴/重)に出走。馬体重は524kg。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。
9月13日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳(川崎ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手(1戦0勝)。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
10月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手(2戦0勝)。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
11月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のtvk賞(川崎ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手(3戦0勝)。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
12月16日、中5週で迎えた5戦目は、3歳(川崎ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手(4戦0勝)。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、キンカザンにクビ差交わされて2着となった。
4歳(2017年)
1月4日、中2週で迎えた6戦目は、4歳C3(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手(5戦0勝)。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
2月2日、中3週で迎えた7戦目は、4歳C3(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手(6戦0勝)。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアクセラーバイオを半馬身振り切って初白星を挙げた。
2月28日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3八九十(川崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手(7戦1勝)。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。
3月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3六七(船橋ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手(8戦1勝)。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
4月5日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3三四五(川崎ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手(9戦1勝)。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るゼットフラッグを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。
4月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2九十(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手(10戦2勝)。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七八九(川崎ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手(11戦2勝)。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったゼンノカヴァルリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
6月13日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2六七八(川崎ダート1500m 雨/重)に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手(12戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のカゲムシャをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。
7月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2四五(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手(13戦3勝)。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシンボリハッキネンをクビ差振り切って4勝目を挙げた。
11月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、スカメシ特別(川崎ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手(14戦4勝)。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
12月11日、中4週で迎えた16戦目は、シンフォニー特別(川崎ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は16戦連続で今野忠成騎手(15戦4勝)。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
5歳(2018年)
1月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五六(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は17戦連続で今野忠成騎手(16戦4勝)。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。
1月29日、中3週で迎えた18戦目は、彼女ボシュー正門前で待ってます(川崎ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は18戦連続で今野忠成騎手(17戦4勝)。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
2月14日、中1週で迎えた19戦目は、遠足の聖地 ひだか賞(浦和ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は19戦連続で今野忠成騎手(18戦4勝)。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったカズノスイセイに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。
2月26日、中1週で迎えた20戦目は、池上厩舎スタッフ一同がんばったで賞(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は20戦連続で今野忠成騎手(19戦4勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
3月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、アカシア特別(浦和ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は21戦連続で今野忠成騎手(20戦4勝)。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトサノナデシコを豪快な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。
4月4日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた22戦目は、一般C1四五(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は22戦連続で今野忠成騎手(21戦5勝)。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。