ジャストワンルック（1996年生、母ホリディクイーン）

ジャストワンルック（1996年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のカンダリス（当時9歳）と交配したホリディクイーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は大山牧場。戦績は、地方8戦6勝。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳以上C1。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（1999年）

2月13日、デビュー戦は下條知之騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るスカーレットスターを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミヤノパレスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

9月4日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコノミキュラスに5馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

9月27日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハクコウミネフジを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモペットクインに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2000年）

1月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた7戦目は、アラ系5歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドリームディアマンを半馬身振り切って制した。