クッキーショット（2017年生、母マンハッタンセレブ）

クッキーショット（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冷たいミルクを注いで食べるクッキー。ＮＹで人気のスイーツ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時16歳）と交配したマンハッタンセレブが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C4-2。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月21日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は410kg。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。

3歳（2020年）

3月20日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

5月17日、中7週で迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

7月12日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

2020年7月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月1日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったヘラクレスバローズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴォイテクを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のダバイダイスケに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2021年）

4月12日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、オレンジプリンセス賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

5月20日、中4週で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた11戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、一般C33 C41（門別ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C33 C41（門別ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で若杉朝飛騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般C34 C41（門別ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で若杉朝飛騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた14戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で若杉朝飛騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた15戦目は、ショシベツの滝賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で若杉朝飛騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた17戦目は、日高町産業学習賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。