レオプリンス（1986年生、母ダイゴローズ）
Leo Prince
1986.04.17
レオプリンス（1986年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンプリンス（当時17歳）と交配したダイゴローズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）二風谷ファーム。戦績は、中央平地24戦1勝2着1回、地方16戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
斎藤籌敬厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1988年）
10月15日、デビュー戦は岩城博俊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩城博俊騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。
11月19日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。
12月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は岩城博俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
12月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城博俊騎手（3戦0勝）。19頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。
3歳（1989年）
2月5日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城博俊騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩城博俊騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
3月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
4月1日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
5月13日、中5週で迎えた10戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
6月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏崎正次騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。
7月2日、中2週で迎えた13戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。
7月22日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。
8月20日、中3週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。
9月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。
9月24日、中1週で迎えた17戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。
10月7日、中1週で迎えた18戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコニーアイランドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。
11月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のスピリットファストを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。
12月2日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柏崎正次騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。
4歳（1990年）
4月22日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2200m 小雨/不良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、最後はアフターサイレンスと並んで3着同着となった。
5月19日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。
6月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
8月13日、中9週で迎えた25戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノアンカーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサイキョウスイセイに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。
10月20日、中5週で迎えた27戦目は、葛の葉特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアレツマモルに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。
11月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノアトムに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
12月1日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹野宏史騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパレルモに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
12月28日、中3週で迎えた30戦目は、一般B2（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹野宏史騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスディプリンセスからクビ差の2着に甘んじた。
5歳（1991年）
1月7日、中0週で迎えた31戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹野宏史騎手（6戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカリスタカイザーから1馬身差の2着に敗北した。
1月19日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹野宏史騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラエスコートに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
2月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹野宏史騎手（8戦6勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月23日、中2週で迎えた34戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月17日、中2週で迎えた35戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月9日、約4か月の休み明けで迎えた36戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月10日、中4週で迎えた37戦目は、一般A3（高知ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月30日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、一般B1（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月3日、中8週で馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた39戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（12戦6勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（1992年）
4月4日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた40戦目は、一般C1-1（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（13戦6勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。