サクラエスコート（1983年生、母マークリシルバー）

サクラエスコート（1983年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテスコボーイ（当時20歳）と交配したマークリシルバーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地12戦3勝、地方29戦12勝2着7回。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月23日、デビュー戦は4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。鞍上は木藤隆行騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月1日、4歳新馬（中山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルタカゲイルに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月22日、4歳400万下（中山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月12日、4歳400万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハクバルーキーを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を挙げた。

5月4日、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり18着に終わった。

9月21日、4歳以上900万下の犬吠埼特別（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は木藤隆行騎手。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

10月4日、4歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月18日、ハンデ戦で4歳以上900万下の津久井特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月8日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

11月23日、4歳以上900万下の神代特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は中野渡清一騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月14日、4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は東信二騎手。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマツオリアーナに2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

4歳（1987年）

10月17日、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は木藤隆行騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5歳（1988年）

11月3日、菊花特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月12日、麒麟山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、A（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1989年）

3月13日、一般C4-2（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は川野勇馬騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハクアイグロリーをハナ差制して勝利を掴み取った。

4月1日、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバセイコーに1馬身の差をつけて勝利を収めた。

5月1日、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川野勇馬騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエースファーストに半馬身の差をつけて勝利を挙げた。

5月23日、一般C5-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川野勇馬騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、一般C5-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川野勇馬騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバセイコーをクビ差制して勝利した。

10月22日、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野勇馬騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマテンユウをクビ差制してトップでゴールを走り抜けた。

10月30日、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川野勇馬騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノメモリーに1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

12月9日、万両特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（1990年）

1月6日、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノセイダイに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月22日、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で川野勇馬騎手。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマネーボックスから2馬身半差の2着に敗北した。

2月3日、一般C4-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノアトムから2馬身半差の2着に敗北した。

2月26日、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で川野勇馬騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラオールからクビ差の2着に甘んじた。

3月12日、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のペシャワールに4馬身の差をつけて勝利を物にした。

3月29日、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は川野勇馬騎手。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワードンスティールから2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のローレンシャークに1馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

5月26日、牡丹特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウシンタローに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月3日、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、一般C1-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、一般C1-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミハバツトに1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

8月5日、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレンシャークからハナ差の2着となった。

9月10日、一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミハバツトからクビ差の2着に甘んじた。

11月20日、一般B3（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のフアリングビジヨンに2馬身半の差をつけて勝利を決めた。

12月28日、一般B1（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8歳（1991年）

1月7日、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月19日、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオプリンスから1馬身差の2着に敗北した。

3月15日、一般B1（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。