マネーボックス（1985年生、母ラドンナリリー）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

1月5日、デビュー戦は吉永良人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、飯田明弘騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に敗れた。

8月14日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月17日、中4週で迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、最後はヘルシースモークと並んで3着同着となった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉永良人騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永良人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

11月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉永良人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したヘルシースモークを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。

4歳（1989年）

3月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、柴田政見騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた11戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた12戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の長岡特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月2日、中8週で迎えた14戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったペシャワールから4馬身差の2着となった。

7月31日、中3週で迎えた15戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤギエースに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた18戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた19戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた20戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロリースキーから1馬身差の2着となった。

5歳（1990年）

1月8日、中4週で迎えた21戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今村賢治騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラエスコートに2馬身半の差をつけて制した。

1月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今村賢治騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグロリースキーから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中4週で迎えた24戦目は、フリージア特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今村賢治騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、中0週で迎えた25戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で今村賢治騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で今村賢治騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた28戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は手島勝利騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月19日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンオーカンから4馬身差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた31戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンオーカンから4馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカナンオーカンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月29日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月8日、中9週で迎えた34戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤浩一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。