ワードンスティール（1985年生、母アトミックレディ）

ワードンスティール（1985年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時13歳）と交配したアトミックレディが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方35戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

9月20日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた2戦目は、昆貢騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で昆貢騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

11月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で昆貢騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタマモファバージに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で昆貢騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

3歳（1988年）

5月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都ダート1200m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神芝1600m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4歳（1989年）

1月17日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、今村賢治騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月25日、連闘で迎えた12戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた13戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は今村賢治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイパークからアタマ差の2着となった。

4月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C5-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスカボシヤールに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

5月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今村賢治騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた19戦目は、北野天洋騎手を鞍上に迎えて、白鷺特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中5週で迎えた20戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、渚特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた21戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた22戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月2日、中4週で迎えた23戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野天洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた25戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野天洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた26戦目は、万両特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1990年）

1月8日、中3週で迎えた27戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた29戦目は、水仙特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のツクバボスランに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、大内正一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大内正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアオバセイコーに2馬身の差をつけて優勝

3月29日、中2週で迎えた32戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラエスコートに2馬身の差をつけて優勝

4月23日、中3週で迎えた33戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネグリーンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月19日、中3週で迎えた34戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた35戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた36戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹野宏史騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイキョウスイセイから4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中2週で迎えた37戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹野宏史騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹野宏史騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた39戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹野宏史騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた40戦目は、コスモス特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は今村賢治騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた41戦目は、一般C4-1（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は大内正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のライラックゴールドに1馬身半の差をつけて優勝

11月3日、中3週で迎えた42戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノビービーに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月20日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた44戦目は、師走特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹野宏史騎手（13戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1991年）

1月7日、中0週で迎えた45戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹野宏史騎手（14戦4勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後はシユウターボーと並んで1着同着となった。