モガドール（2014年生、母トップチョイス）

モガドール（2014年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「モロッコの都市、エッサウィラの旧称」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時7歳）と交配したトップチョイスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C2(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、Basicによって972万円で落札された。

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月7日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

11月6日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

3歳（2017年）

1月28日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月2日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のレジェンドクイーンを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、トミケンアディムに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

11月28日、中5週で迎えた13戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4歳（2018年）

1月16日、中6週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったロイヤルアイザックにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3六七（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた20戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた22戦目は、L.サレス騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続でL.サレス騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた24戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、アトロポスに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月30日、中5週で迎えた25戦目は、名古屋モーニングフィーバー22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェスティヴワールを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をゲットした。