アフェクション（2002年生、母サンエイブレイヴ）

アフェクション（2002年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「愛情、愛着」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時14歳）と交配したサンエイブレイヴが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三榮牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方35戦6勝2着4回。2004年のライデンリーダー記念(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

今井孝一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2004年）

7月29日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（5）（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボナンザーオペラに交わされて2馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の未勝利馬リバイバル（2）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオグリガードに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサツマオゴジョにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月5日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のもみじ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌガサマーベラスに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月23日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（5）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスピードマニアを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオグリサンライズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（8戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の広小路通特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーストローレルから1馬身半差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の園田ユースカップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（10戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず最後はコスモメガミと並んで7着同着となった。

3月24日、中4週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月3日、中0週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

6月3日、中8週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（13戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（14戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のJA岐阜南杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（15戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミツアキマジンガーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、可児市吉田ふとん店杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（16戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（17戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマスアワジボーイに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月21日、中2週で迎えた21戦目は、秋分特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（18戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた22戦目は、ザ・グリーンプラザ杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で向山牧騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた24戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエプソムスターダムを3/4馬身振り切って6勝目を獲得した。

12月23日、中5週で迎えた25戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、中0週で迎えた26戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた29戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月22日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた31戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1 C2（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた34戦目は、薫風特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。