タカネサカエオー（1988年生、母オツトベニチカユー）

タカネサカエオー（1988年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のハタサカエオー（当時15歳）と交配したオツトベニチカユーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は徳重推幸。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方37戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年のアラ系一般C1。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

6月23日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月1日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、ロードシップにクビ差交わされて2着に惜敗した。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月28日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、岩崎佳生騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎佳生騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の百日草特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎佳生騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、尾形秋徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C3二（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般C3二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾形秋徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C3二（船橋ダート1400m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は岩崎佳生騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C3二三（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C3三（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は岩崎佳生騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C3二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月8日、中0週で迎えた19戦目は、アラ系一般C3二（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は岩崎佳生騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C3二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎佳生騎手（6戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般C3三（船橋ダート1400m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎佳生騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクゴウシャープからハナ差の2着に甘んじた。

11月26日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C3二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎佳生騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月29日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般C2二 C3一（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩崎佳生騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C3一（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩崎佳生騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月23日、中0週で迎えた25戦目は、赤塚特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩崎佳生騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系一般C3一（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岩崎佳生騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1992年）

1月17日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C3一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩崎佳生騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C3一（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩崎佳生騎手（14戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C3二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩崎佳生騎手（15戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C3二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩崎佳生騎手（16戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2二 C3一（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で岩崎佳生騎手（17戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月16日、連闘で迎えた33戦目は、アラ系一般C3（船橋ダート1400m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月8日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2三 C3一（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩崎佳生騎手（18戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた35戦目は、アラ系一般C2二 C3一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎佳生騎手（19戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎佳生騎手（20戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノビンゴをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

5月6日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般C1二 C2一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎佳生騎手（21戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた38戦目は、早稲田特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩崎佳生騎手（22戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルコボーイから4馬身差の2着となった。

5月19日、連闘で迎えた39戦目は、アラ系一般B2二（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岩崎佳生騎手（23戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた40戦目は、みなづき特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩崎佳生騎手（24戦1勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月10日、連闘で迎えた41戦目は、アラ系一般C1（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩崎佳生騎手（25戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターヘイセイをクビ差制して制した。

6月16日、連闘で迎えた42戦目は、駒形特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩崎佳生騎手（26戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた43戦目は、向島特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩崎佳生騎手（27戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた44戦目は、アラ系一般C1（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩崎佳生騎手（28戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1993年）

7月3日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた45戦目は、アラ系一般C2（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。