レゲエパンチ（2010年生、母ゲイリーチャーム）

レゲエパンチ（2010年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時18歳）と交配したゲイリーチャームが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、地方36戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年のホワイトクリスマス賞(一般C2二)。

経歴

デビュー前

須田和伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

10月22日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は423kg。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツキチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のセレクトジャパンを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

12月30日、中3週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

3歳（2013年）

1月22日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンの’13桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（3戦2勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3月29日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた8戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

8月12日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリュウトプライムに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月17日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1七八九（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4歳（2014年）

3月10日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、仲春特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（8戦2勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた15戦目は、かんむり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（9戦2勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、こぎつね座特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた17戦目は、風待月特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた19戦目は、文月特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた20戦目は、星月夜特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた21戦目は、花野特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月29日、中0週で迎えた22戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた23戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、池袋賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤングエンパイアに3馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

11月28日、中5週で迎えた24戦目は、江戸川区特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた25戦目は、ホワイトクリスマス賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスーパーレインボーをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2015年）

1月23日、中3週で迎えた26戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

2月25日、中4週で迎えた27戦目は、若鮎特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦2勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた28戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1六 C2四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦2勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた30戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

7月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（8戦2勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したユニコーンバローズにクビ差届かず2着となった。

8月24日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた34戦目は、新宿つつじ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（10戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクリスフォンテンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

10月12日、中3週で迎えた35戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた36戦目は、ダービーインパクト盃（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。