ハヤテリュウオー（1997年生、母モガミグラス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、広田牧場から「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場され、畑中政雄によって1,050万円で落札された。

寺田茂厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

11月23日、デビュー戦は山中利夫騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマトドリーミーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた2戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

12月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサカエチケットに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳A（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ケンランに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳A（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、4歳A（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリリーに6馬身の差をつけて優勝

6月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（2戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた11戦目は、4歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のパークフリーオンを半馬身振り切って4勝目を収める

8月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（6戦3勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月23日、中7週で迎えた13戦目は、4歳A（金沢ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルアイアースにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で山中利夫騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマントラを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山中利夫騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケープバローに3馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

4歳（2001年）

1月4日、中1週で迎えた17戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山中利夫騎手（11戦4勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

4月16日、中6週で迎えた21戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（12戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（14戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランドニーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月3日、中3週で迎えた24戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（15戦5勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（16戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（17戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（18戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグレートセンリに2馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

9月10日、中5週で迎えた28戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（19戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

5歳（2002年）

5月18日、約8か月半の休み明けで迎えた29戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月6日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。