トニーシュタイン（1993年生、母ダイナカザン）

Tony Stein

1993.05.08

トニーシュタイン（1993年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時10歳）と交配したダイナカザンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

9月29日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したテイエムオオアラシにクビ差届かず2着となった。

10月19日、中2週で迎えた2戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシルキーブラストに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 外回り 晴/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤスコライオンを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4歳（1997年）

10月12日、約11か月の休養明けで迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたデジタルハイパー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

7月25日、約9か月半の休み明けで迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたナカトップトウコウ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。