カツゲキドラマ（2010年生、母アジアンリゾート）

カツゲキドラマ（2010年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時12歳）と交配したアジアンリゾートが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、地方28戦6勝。2012年の園田プリンセスカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2012年の秋風ジュニアを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。10歳のとき、野々垣陽介から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、佐藤勝秀によって16.5万円で落札された。

柴田高志厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2012年）

6月12日、デビュー戦は尾島徹騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサイキョウゴールドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のハイアンドノーブルに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のハイアンドノーブルに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月31日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハイアンドノーブルに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショートカットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

11月5日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンルンディーを鮮烈な末脚でハナ差だけ差し切って断然人気に応えた。

12月31日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2013年）

10月10日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、美濃菊特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた11戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、JAぎふ農業まつり杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた12戦目は、岐阜新聞・岐阜放送杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4歳（2014年）

1月22日、中3週で迎えた13戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、若菜賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた14戦目は、OKB大垣共立銀行杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4月10日、中7週で迎えた15戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた17戦目は、初夏特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般A6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般A4a（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月18日、中6週で迎えた21戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、綺羅星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた22戦目は、NPOの活動を応援しよう! かにゃお杯（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月19日、中9週で迎えた23戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、円良田湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた24戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、日高特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2015年）

1月3日、中2週で迎えた25戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の紅梅賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた26戦目は、銀嶺特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた27戦目は、弓立山特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた28戦目は、千秋楽特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。